2017/04/05

発表します!FXで多くの人が破産する理由

 

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バルサラの破産確率というものをご存じですか?
FXをはじめて間もない方は知らない分野だと思います。

 

今回は破産を心配している方やデモトレードからリアルトレードに移ろうとしている人に向けて破産する人の特徴や自分が破産する確率を知ってもらうような記事になります。

 

伝えたいことは、

  1. FXで破産する原因
  2. 自分の破産確立を計算しよう

この2つです。

 

同時に資金管理についての記事も読んでみてください。

 

 

破産とは?!

 

破産と聞くと借金を返せなくなる状態を想像しますね。

 

それならFXで普通は破産しません。

 

マージンコール(追証)や強制ロスカット(強制決済)の機能がありように、損切りできなくても投入した資金以上の損失はでないように工夫されているからです。

 

FXのトレーダーは大損としたことや資金が全てなくなったことを破産と言っている方もいるようです。

 

マージンコール(追証)

マージンコールとはFX会社が投資家に対して「一定の損失がでていますよ」と伝える仕組みのことです。

「証拠金維持率が50%になったらマージンコールがかかる」
のように、各FX会社が証拠金維持率が何%になったらマージンコールをかけるかは決めます。

また、証拠金維持率とは実際の取引金額に対してどれぐらいの証拠金があるかを%で表わしたものです。

 

強制ロスカット(強制決済)

強制ロスカットとは、マージンコールがかかっても追加の証拠金を入れるかポジションの一部または全部を決済せずにそのまま損失がふくらんでしまった時に強制的に決済されるシステムです。

 

数値を出して例をあげてみます。

条件


マージンコールは証拠金維持率が50%でかかる。
強制ロスカットは証拠金維持率が30%でかかる。

ドル円レートは1ドル=100円。
買いエントリー。

10万円の証拠金を預けて1Lotで取引する。
このとき、1Lot=1万通貨なので100万円を運用しておりレバレッジは10倍です。

この例では、

ドル円レートが1ドル=95円未満になると含み損が5万円より多くなりますね。
このとき証拠金維持率が50%未満になり、マージンコールがかかります。

マージンコールを無視したと仮定します。

ドル円レートが1ドル=93円未満になると含み損が7万円より多くなります。
このとき証拠金が3万円になり、証拠金維持率は30%未満です。
ここで、強制ロスカットがかかります。

 

詳しい計算方法はpips計算の記事を読んでください。

 

 

破産する原因

 

  1. マージンコールが出たときに強制ロスカットを防ぐために資金を追加しすぎる
  2. ナンピンの繰り返し
  3. 損切りしすぎて証拠金が徐々に減ってなくなる
  4. 大きな値動きで投入した金額以上の損失をだす
  5. 借金でトレードして破産!

この5つを順に説明していきます。

 

 

マージンコールが出たときに強制ロスカットを防ぐために資金を追加しすぎる

 

先ほど説明したマージンコールです。

 

証拠金維持率が低下してマージンコールがかかった時に、損失はかなり大きくなってます。

 

プロスペクト理論の記事で説明したとおりだたでさえ人間は、
「利益はすぐに確定したくなり、損失は0にしたい」
という心理がはたらいています。

 

余剰資金でトレードしていたとしても生活費に手を出してトレードしてしまって、
本物の破産をする可能性があります。

 

FXは損失を許せない心理があるが故に中毒性があるギャンブルのようなものでもあります。

 

マージンコールがかかる時点で資金管理に問題があるので何度も言いますが、
こちらの資金管理の記事を読んでください。

 

 

根拠のないナンピンの繰り返し

 

まずはナンピンとは何かというお話から入ります。

 

ナンピン 説明用

ナンピンとは含み損がでている時に同じ方向のポジションを増やすことです。

 

例えば、ドル円レートが1ドル=110円の時に買いのポジションをもっているとします。
次の日、ドル円レートが1ドル=109円になっていました。
このときに買い増しを行えばナンピンです。

 

なぜこんな手法があるのかと言うと、
早く損失をカバーするためです。

 

1ドル=110円で買いエントリーした後で、
1ドル=108円になったことを考えます。

 

普通に損失を0円にしたければ1ドル=108円にもどるしかないです。

しかし、1ドル=108円の時にナンピンしておけば1ドル=109円までもどれば損失は0円になります。

 

なので、ナンピンは戦略をもって使えば良い手法になることもあります。

 

反対に買いエントリーしてその後も為替レートが下がり続けたらどうなりますか?

 

すごいスピードで資金がなくなっていきますね。こう考えるとナンピンは怖いです。

 

ナンピンを繰り返せば繰り返すほど損切りができなくなり、破産に向かうことが多いので僕はおすすめしません。

 

いい損切りを徹底してください。

 

 

損切りしすぎて証拠金が徐々に減ってなくなる

 

これは損切りがはやすぎるパターンです。

 

エントリーして価格が逆行して損切りを何度も繰り返すパターンです。
この場合は損切りの重要性は理解していて1回のトレードで破産することはありませんが、
気づいたら証拠金がなくなっていてトレードできなくなっています。

 

損切りがはやければ頑張って取り返したいので利益確定もはやくなります。損切りが多いのに利益が少なければ資金は減るしかないですよね。

 

スプレッドもあり、無駄なトレードも増えるので良いトレードはしていないことになります。

 

当てはまる人はトレード手法を見直してみてはいかがでしょうか?

 

 

大きな値動きで投入した資金以上の損失を抱えてしまう

 

これは値動きが急すぎて注文が追いつかなかったパターンです。

 

値動きが激しいときは注文したときと全然違うレートで注文が約定していることがよくあります。
指値や逆指値の注文でも実際いれた値段とは違うレートで約定していることもよくありあます。

 

口座資金より多くの損失を抱える時は、
フラッシュクラッシュやブラックスワンがおきたときです。

 

フラッシュクラッシュ

フラッシュクラッシュとは短期間に起こる大暴落のことです。

原因は機関投資家の誤発注などと言われていますが、明確な原因がわかることはあまりないです。

 

ブラックスワン

ブラックスワンとは予期しないことが突然起こることです。

フラッシュクラッシュもブラックスワンの1種です。

 

20161007 フラッシュクラッシュ

このチャートはGoogle画像検索から引用しました。

 

これはフラッシュクラッシュの例です。
5分間で1000pipsほど下落しています。

 

これほど急激な動きをしてしまうと、
チャートがフリーズして指値、逆指値注文もはいらなかったり、強制ロスカットが機能しないようなことも起こります。

 

ですが、急激な値動きが起こるときはトランプ大統領誕生やブレグジットなどの政治か経済のニュースがかかわることがほとんどです。

 

普段からファンダメンタルな面にも気をつけましょう。

 

 

借金でトレードして破産!

 

実際に大損してから勉強しなおします。そして、トレード資金を借金で貯めて成功した人もまれにいますがやめておきましょう。

 

借金は利子が付いています。

 

10%の金利で借金してトレードすれば、10%の利益までは利益にはなりません。

 

その上に、10%以下の利益をだしても損失になります。

 

条件として、良くないですね。

 

 

バルサラの破産確率表で自分の破産確率を計算しよう!

 

バルサラの破産確率は、ナウザー・バルサラという学者が開発しました。

無限にトレードをすると仮定して資金が0になる確率を表わすものです。

早速、バルサラの破産確率表を見ていきましょう。

 

まずはバルサラの破産確率表を見るときに必要な3つの数字から確認していきます。

  1. 1トレードでどのぐらいの損失まで許せるか
  2. 勝率
  3. 損益率(ペイオフレシオ)

 

 

1トレードでどのぐらいの損失まで許せるか

 

1回のトレードにおいて最大何%までの損失を許せるかです。

 

100万円の資金で1万円の損失を許せば1%となります。
計算式は、10,000円(損失)÷1,000,000円(資金)×100=1%
です。

 

もしこれを決めていない人がいましたら次の計算式で導いてみてください。
自分がどんなトレードをしているのかわかります。

 

計算式
平均損失額(過去のトレードの合計損失額を回数でわる)÷全ての資金×100(%)

 

利益を上げ続けるためには1~2%が適切な数値です。

 

 

勝率

 

言葉のとおり勝っている割合を表わすものです。
これはシンプルで簡単ですね。

 

計算式は、
勝率=勝ちトレード数÷全トレード数×100(%)

です。

500回トレードして400回勝てば、
勝率=400(勝ちトレード数)÷500(全トレード数)×100(%)
  =80%

となります。

 

 

損益率(ペイオフレシオ)

 

これはトレードで勝った時の利益と損失のバランスです。最低1はあってほしい数値です。
なければリスクを多くとっていることになります。

 

計算式は、
損益率(ペイオフレシオ)=平均利益率÷平均損失率

です。

 

平均利益率の計算式

平均利益率=勝ちトレードの利益を全て足した金額÷勝ちトレードの数

平均損失率の計算式

平均損失率=負けトレードの損失を全て足した金額÷負けトレードの数

 

バルサラの破産確率表の具体的な使い方

 

バルサラの破産確率表

バルサラの破産確率表はこんな表です。目指せ破産確率0%と言いたいところですが、まずは1%未満を目指しましょう。

1%とは100回のトレード人生で1回だけ破産します。これを多いととらえるか少ないととらえるかは自由です。

一つずつ良いトレードに近づけて0%にしていくのがいいです。

 

見方は簡単!

バルサラの破産確率表の見方

紹介した計算式で勝率と損益率をだしてトーナメント方式です。
勝率が20%で損益率が3なら100%破産!
といった感じです。

 

Excelに落として計算したい人はこちらの記事を読んでみてください。

http://okane-college.com/ruin-probability

動画でとてもわかりやすく解説されています。

 

 

まとめ

 

まとめるとFXで破産する原因は次の5つです。

  1. マージンコールが出たときに強制ロスカットを防ぐために資金を追加しすぎる
  2. ナンピンの繰り返し
  3. 損切りしすぎて証拠金が徐々に減ってなくなる
  4. 大きな値動きで投入した金額以上の損失をだす
  5. 借金でトレードして破産!

知ってるのと知らないのは大きく違うので、
意識して気をつけてみてください。

 

破産しないため、利益を上げ続けるためにも普段からトレードの見直しや検証を行いましょう。

 

そして、自分がどんなトレードをしているのかを詳しく知る必要がありあます。

 

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