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      2017/05/13

FXであなたも借金?!強制ロスカットの真実と計算方法

 

この記事を書いている人 - WRITER -

今回は、強制ロスカットの「真実」に迫ります。

 

FXをはじめた方なら、
「強制ロスカット」という言葉を、
聞いたことはあると思います。

 

よく言われるのは、
FX会社がトレーダーを守るために、
証拠金が一定の水準を下回ると、
勝手に損切りしてくれるシステムですね。

 

ですが、実際に、

「どの水準で強制ロスカットが行われるのか?」

「どんな方法で計算されているのか?」

など、詳しく知っている方は、少ないと思います。

 

そして、FXをはじめた頃に誰もが思う、

「FXで資金以上の損失が出ることがあるのか?」

という話題にも触れていきます。

 

「FXによる損失での借金がでるのか?」
という話題は、
強制ロスカットと大変深く関わります。

 

今回お伝えしたいことは、以下の通りです。

  1. 強制ロスカットとは?
  2. 強制ロスカットの水準について
  3. 強制ロスカットの発生例と計算方法
  4. 強制ロスカットで借金になるのか?
  5. 強制ロスカットがでる水準でトレードしないほうがいい理由

この5つを知ってもらいたいです。

 

では、本題に入っていきます。

 

 

強制ロスカットとは?

強制ロスカットとは、ポジションを持ち、
含み損が大きくなった時に、

証拠金以上の損失がでないように、
自動的にポジションを手放すシステムです。

 

その前に、マージンコールという通知が来ますが、
それを無視してトレードを行った時に、
強制ロスカットになりやすいです。

 

強制ロスカットは、
トレーダーの資金をを守るシステムです。

特に、資金管理が甘いトレーダーは、
強制ロスカットがなければ、
大きな含み損を抱えて、
知らない間に、資金をすべて失うかもしれません。

基本的に、特殊な相場ではない限り、
強制ロスカットでポジションを手放すと、
資金は少し残ります。

 

強制ロスカットこの画像のようになります。

 

逆に、

「強制ロスカットはFX会社を守るためでは?」

と、思うかもしれません。

 

理由は、強制ロスカットがなければ、
為替レートがもどってくるまで、
ポジションを手放さずに持てば損はないと
考える人がいるからです。

 

ですが、
FX会社を守るための強制ロスカットでよければ、
赤いバツ印の証拠金がゼロになった段階で、
ロスカットしてもいいはずです。

 

FX会社は、
含み損でトレーダーの証拠金がなくなれば、
必ず強制ロスカットはします。

そこで、
強制ロスカットの基準がトレーダーの証拠金が、
ゼロになった段階ではない理由は、
トレーダーへの配慮でしょう。

 

ちなみに、
法律で定められているので、
どのFX会社でも、強制ロスカットはあります。

 

コチラ法律ページです。
http://www.ffaj.or.jp/regulation/02.html

 

 

強制ロスカットの水準について

強制ロスカットがどんなものかは、
理解していただけましたか?

ここでは、
強制ロスカットにかかる水準について解説します。

 

強制ロスカットの水準は、
FX会社によって決められていて、
証拠金維持率が基準になります。

証拠金維持率について詳しく知りたい方は、
コチラの記事をご覧ください。
http://act-trader.com/fx-margin/

 

強制ロスカットの基準は、
50%~100%のFX会社が多いです。
有名なFXでしぼって見ていきましょう。

 

※2017年5月11日現在

FX会社 強制ロスカットの水準。
SBI FX 1分毎日のロスカット判定により、証拠金維持率50%を下回った場合。
GMOクリック証券 証拠金維持率が50%を下回った時。
DMM FX 証拠金維持率が50%以下になった場合。
マネーパートナーズ 証拠金維持率が40%以下になった場合。
ヒロセ通商 証拠金維持率(有効比率)が50%以下になった場合。
アイネット証券 証拠金維持率が100%を下回った場合。

これらの情報はすべてFX会社の公式ホームページから引用しました。

今回の表記は、
証拠金維持率に統一しましたが、
FX会社によって表記の方法は違います。

 

例えば、

アイネット証券なら、

『証拠金判定時に、有効証拠金が、
総取引金額の4%(必要証拠金)を下回っていた場合』

と表記されています。

 

マネーパートナーズでは、

『純資産額が建玉必要証拠金の40%以下』

と表記されています。

 

そして、

純資産額、建玉必要証拠金、有効証拠金、必要証拠金などの
いろいろな言葉がでてきます。

 

今回の記事にでてきたものの場合、

純資産額=有効証拠金
建玉証拠金=必要証拠金
証拠金維持率=有効比率

となります。

 

このように同じ意味でも、
FX会社によって表現が違うことはよくあります。

なので、
しっかり意味を理解して、
どれがどれかわかるようにしましょう。

 

僕は、
証拠金維持率、必要証拠金、有効証拠金を、
軸にしています。

 

外国語の勉強で例えると、
証拠金維持率が母国語であり、
有効比率などの他の表現が、
外国語のような感覚です。

 

強制ロスカットの水準やルールは、
各FX会社が必ず公開しています。

詳しく知りたい場合は、

『○○(知りたい会社名) 強制ロスカット』

と、検索してみるのがオススメです。

 

強制ロスカットの前に、
マージンコールという警告がありますが、
その水準や、警告方法も記載されています。

マージンコールについては、
コチラの記事をご覧ください。
http://act-trader.com/fx-margin-call/

 

 

強制ロスカットにかかる例

イメージがわきやすいように、
ここで強制ロスカットになった例を、
1問だけ計算してみます。

 

DMM FX画面の見方

DMM FXの口座画面を例にするので、
画面の見方から説明します。

知っている方は、とばしてください。

 

DMM FX 画面の見方

①建玉可能額
現在新規注文に使うことができる金額。
純資産ー(ポジション必要証拠金+注文証拠金)

②注文証拠金
現在指値注文などの予約注文を入れている場合、
その注文の必要証拠金。

③ポジション必要証拠金
現在保有しているポジションを維持するために、
必要な金額。

④預託証拠金残高
決済済みの残高。
含み損、含み益は除く。

⑤出勤予約額
出勤予約している金額。

⑥純資産額
預託証拠金残高に、含み損と含み益を、
足し引きしたもの。
出勤予約した場合は、その金額も含む。

⑦約定評価損益
含み損や含み益の金額。(スワップ含む)

⑧建玉評価損益
含み益や含み損の金額。(スワップ含まず)

⑨スワップポイント
スワップポイントによる、含み損、含み益の金額。

⑩出金可能額
出金できる金額。
※ポジション保有中に出金すると、
証拠金維持率が下がるので注意。

⑪追加証拠金額
証拠金維持率が100%を下回って、
マージンコールが出たときの、証拠金の不足額。
※期限以内に証拠金を追加しない場合は、
強制ロスカット。

⑫証拠金維持率
証拠金維持率=
有効証拠金(純資産額ー注文証拠金)
÷ 必要証拠金 × 100

 

強制ロスカットの具体例と計算方法

次は、
実際に強制ロスカットにかかる例を計算します。

 

 

条件

通貨ペア:USD/JPY レート:110円
買いポジション10Lotを持ち、未約定の注文が1Lot
<1Lotあたりの証拠金=110(円)×10000(通貨)÷25
=44,000(円)>

純資産額:50万円(入金額)

このときの口座状況。

表1

 

→

条件

通貨ペア:USD/JPY レート:107.5円
買いポジション10Lotを持ち、未約定の注文が1Lot
<1Lotあたりの証拠金=107.5(円)×10000(通貨)÷25=43,000(円)>

純資産額:50万円(入金額)

このときの口座状況。

表2

強制ロスカットの具体的な計算をしてみました。

計算はFX会社のツールが自動的にしてくれるので、
できるようになる必要はありません。

しかし、

それぞれの数値がどんなものなのかは、
イメージできるようにしてください。

 

 

強制ロスカットでの借金の可能性

結論から申し上げますと、

強制ロスカットで借金を抱える可能性はあります。

 

強制ロスカットや予約した注文が、
次の2つの場合は約定しないことがあります。

  1. 指標発表などで値段がとんだ
  2. 週末の窓開け

この2パターンによって、
損失が証拠金を越えてしまった場合、
借金となります。

 

なので、

週末や指標発表時にポジションを持つことに、
リスクがあります。

 

強制ロスカットによる借金の行方

窓開けなどによって、
損失が証拠金を越えてしまった時、
不足金(借金)が発生します。

 

DMM FXに問い合わせた所。

 

不足金は翌日の営業日の15時までに、
入金する必要があります。

入金が遅れると、
14.6%の遅延損害金が発生します。

 

という回答が返ってきました。

 

この借金の返し方の問題は、
自分が使っているFX会社に、
問い合わせるとわかります。

 

強制ロスカットがかかる水準でのトレードがダメな理由

強制ロスカットにかかったら、

「資金管理が致命的に甘い」

と考えてください。

 

あなたの資金が10万円だったとして、
全てなくなる覚悟でトレードしたとしても、
オススメできません。

 

それでは、
資金管理能力が身につかないですし、
1発稼げることはあっても、
FXで稼ぎ続けることはできません。

 

FXで成功するためには、
一瞬でお金を増やそうとするのではなく、
地道に一歩ずつ稼ぐことが大切です。

 

資金が10万円なら20万円、30万円と、
資金が100万円なら150万円、200万円と、
堅実に稼ぐ姿勢が大切です。

 

資金管理をしないトレードをして、
強制ロスカットに何度かかかると、
自分がはやく稼ごうとして、
実際は遅くなっていることに気づきます。

 

トレードで1番大切な「資金」を、
守るトレードを心がけてください。

 

では、がんばりましょう。

 

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